翡翠を選ぶ時、どんなポイントに注目すればいいのでしょうか?できれば価値が高く質が良いものを手に入れたい、という方におすすめの選び方をご紹介します。

また、翡翠の価値を決める基準についても知っておくと便利ですので、参考にしてみてください。

翡翠の価値は何で決まる?

美しい緑色の宝石、パワーストーンという印象が強い翡翠ですが、その価値は主に3つのポイントで決まります。

1翡翠の種類

実は翡翠は2種類存在します。1つは宝石として取り扱われる硬玉(ジェイダイト)、もう1つがパワーストーンとして知られる軟玉(ネフライト)です。

硬玉の方が高価なものとされていて宝飾品に使用されることが多いのですが、軟玉はパワーストーンとして手軽に購入し、日常的に身に着けることができるというメリットがあります。

2翡翠の色

緑色をしているという印象が強いのですが、実際はカラーバリエーションが豊富な石の1つです。

もちろんイメージ通り、翡翠輝石の純度が高いものは深い緑色の石なのですが、真っ白な翡翠も純度が高く同じくらいの価値があると言われています。他のカラーには、赤、オレンジ、黄、青、ピンクなどがあり、軟玉よりも硬玉の方が多くの種類があります。

3翡翠の産地

ミャンマー産であるかどうか、というのが翡翠の質を見極める1つのポイントとなります。

我が国日本、そしてアメリカ、カナダなどでも採掘されていますが、翡翠と言えばミャンマーと言えるほど宝石市場を独占している状態です。その理由はミャンマー産のものは翡翠輝石の含有率が高く、高品質なものが多いという点にあります。

そのためミャンマー産の翡翠であれば、より良い品質の翡翠である可能性が高いと言えるでしょう。

最高級な翡翠は「琅玕」

かつて高貴な人しか持てなかったとされている琅玕という翡翠があります。とても濃い緑色をしていて、なおかつ透明度が高く、その見た目はまるでエメラルドのようです。

別名インペリアルジェードとも呼ばれており、現代でも翡翠の中でも最高級品として取り扱われています。琅かんは日本や中国、そして欧米で人気が高く、翡翠を持つなら一番良いものを、と考えている方におすすめです。

価格相場はどれくらい?

琅玕や翡翠の査定時につけられるランクが最高のものなどは、かなりの高額商品となります。琅玕に関しては1ct=数十万円という価格になることもあり、なかなか手を出せる代物ではないでしょう。

しかし、平均的なランクのもので一般的に出回っている翡翠であれば、アクセサリーなどに加工されていても数千円で手に入ります。また、翡翠が少し使われているだけのものだと数百円から千円程度で売られてるでしょう。

より良い翡翠の選び方とは?

ここでは良い翡翠を選ぶポイントと、一般的に知られている2つの見極め方についてご紹介します。

おすすめの翡翠の選び方

専門家でないと判別が難しい部分はたくさんありますが、簡単に自分に合った翡翠を選ぶ方法もあります。

  1. 透明度が高いもの
  2. 加工が研磨やワックスだけのもの
  3. 美しいと思うカラーや濃さのもの
  4. 予算に収まりコスパがいいもの

この4つのポイントで絞るのがおすすめです。

加工によるタイプで見る

鑑別書があれば加工処理がどのようにされているか見てみましょう。翡翠のランクは加工処理の程度や種類によっても左右されます。

A貨(Aタイプ)

必要最低限の加工処理である研磨しかしていない状態の翡翠です。

B貨(Bタイプ)

透明度を上げたり、鮮やかな色合いを出したりするために、漂白・樹脂含浸処理がされている状態の翡翠です。こちらはAタイプのものよりも安価で購入することが可能になっています。よく天然石として売られている翡翠がこのタイプのものです。

C貨(Cタイプ)

一番下のランクがCタイプです。粉末のような翡翠を加工している状態で、翡翠とは言いにくいものになっています。しかし、成分の中に翡翠が含まれていればこちらのタイプに分類されることになっているのです。

翡翠のランクで見る

最高ランクのものから順に、S、A、B、C、Dの5つに分類した基準が存在します。不純物が含まれておらず、濃いカラーの美しい翡翠がSランクと認められるのです。

そして最低ランクにあたるDランクのものは透明度がほとんどなく濁った状態で、さらに色が薄かったり黒ずんでいたりします。