翡翠の種類は大きく分けて2つ

石には複数の成分が混ざっていることがほとんどです。翡翠も例外ではなく、その成分の違いから鉱物種の名称が2つに分類されています。

  • 硬玉
  • 軟玉

この2つです。硬玉はジェダイトと呼ばれており、軟玉はネフライトと呼ばれています。それではこの2つの種類について違いを見ていきましょう。

ジェダイト

硬玉の特徴はその硬度の高さと言われています。表面を磨くとツヤが出て、その美しさから宝石として取り扱われている翡翠なのです。日本では軟玉と区別するために、本翡翠と呼ばれることもあります。

翡翠=緑色というイメージが強いのですが、硬玉は含まれる鉄などの影響で様々なカラーのものがあり、紫、赤、青、黄、黒など意外なほどバリエーションが展開されています。中でも純粋なものは白色をしているため、白いものは高額で取引されています。

ネフライト

こちらは半貴石として取り扱われる翡翠です。分類上では透閃石となり、硬玉とは全く違うものと言われています。

しかし、見た目は硬玉にとても似ていて、昔は同じものとされていたほどなのです。現在では研究により違う鉱物であるということがわかっています。また、採掘量が多いため硬玉よりも安価で取引されていますが、硬玉に劣らない品質のものも中には存在します。

硬玉と軟玉の見分け方は?

硬玉と軟玉を見分けるには、翡翠に光を当てた時に石の内部に見える、黒い繊維が交差している角度によって見分けます。

硬玉の場合、交差している角度は約90度なので、ほぼ直角になっています。軟玉の場合の角度は約120度なので、見比べると違いが一目瞭然です。

また、軟玉は暗色が多く、硬玉よりも緑が濁って見えることがあります。明るい色合いなら硬玉という可能性が高いと考えていいでしょう。

翡翠の見極めはプロの鑑定士でも難しい

プロの鑑定士でも、どこ産のどんな翡翠なのかという見極めが難しく、見た目だけで判断することはほぼ不可能。研磨の仕方や透明度などである程度ランクなどは判別できても、硬玉、軟玉は酷似していて詳細を見極めるのは難しいのです。

そのため、素人ではまず見分けられない石だと言われています。